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第1回|時間がないから伸びない?YouTubeが伸びない人の時間の使い方(シリーズ①)

🗓 2026-07-08


📻 この回のテーマ

「時間がないから動画を作れない」「時間がないから伸びない」——受講生の方からもっともよく聞く悩みです。でも、「時間がない」の中身を分解すると、実はいくつもの別の問題が混ざっていることがわかります。

今回は、その正体を4つに分けて解説していきます。


📚 シリーズ3本立ての全体像


🎙️ ラジオ本編

01|「時間がない」には2つの真逆のパターンがある

KYOKO:受講生の方からよく聞くのが「時間がないから編集できない」「時間がないから伸びないんです」という声なんです。今日はここをちょっと深掘っていきたくて。

J:時間がないから無理にかけないように作って伸びないって人もいれば、逆に高品質にこだわりすぎて一歩も出せない人もいるんだよね。AIで出した原稿をそのまま読み上げて、AI画像を当てて、AI音声で量産して、結果的に収益化停止を食らっちゃうとか。本末転倒なパターン。

KYOKO:品質を疎かにする人も多いんですけど、逆にまだ「いいものが何なのか」自体がわかってない段階で完璧を目指しても、それは本来のクオリティから見たら10%くらいの話で、そこにこだわっても意味がないんですよね。

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📊 ここまでのポイント|2つの真逆のパターン

02|時間がない問題の4つの正体

KYOKO:この「時間がない問題」、大きく4つに分けて話していきます。

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ひとつずつ掘り下げていきます。


03|インプットしすぎてアウトプットが追いつかない

J:時間がないって言ってる人の多くは、本業があったり子育てをしていたりで物理的に時間が制限されている人だよね。そういう人こそ、一番成果につながることにコミットするべきだと思うのね。

J:まっさらな状態なのに、めっちゃ難しいAIの勉強とかしてる人って、ずれてるんだよね。インプットの方向があさっての方向を向いちゃってる。それだとアウトプットしても全然ダメじゃん、結果に結びつかない努力じゃん、それって。

J:時間がないなら、やったインプットとアウトプットが結果にダイレクトに結びつくようなものをチョイスしてやらないと。いわゆるそれをセンターピンと言ったりするんだけども、そこがずれてるから、やってはいるんだけど結果に結びつかない。

KYOKO:多分、結果が目に見えて出ないから続けられないんですよね。ノウハウの問題じゃなくてモチベーションに直結してしまう。

KYOKO:ちょっとでも変化や結果が出てくると、次これもしてみようかな、次はこれしてみようかなって気持ちになるんですよ。だけど、一つの課題が大きすぎて「台本をガラッと変えよう」ってなっても、突然ガラッと変えることなんて無理だし、編集技術を突然100点にするのも無理。

KYOKO:1個課題をクリアして→次これやる→クリック率上がったな→維持率改善されたなって目に見えてわかると楽しくなってくるんです。楽しくなるとどんどん検証しようって意識に変わるから、チャンネルが良くなっていく。

KYOKO:伸びない人を見ていると、課題の粒度が大きすぎる気がします。

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04|時間は「増やす」より「何に使うか」

J:時間がないものを増やすことはできないから、ある時間をどう効率的に、何に使うかの分配の問題だと思うんだよね。

KYOKO:でも、どんなに時間がない人でも30分はどこかに作れると思うんです。仕事がめちゃくちゃとか病気してるとかは別として、つなぎ合わせれば30分は作れる。

KYOKO:で、その作り方も、5分を6回重ねて30分なのか、30分まとめてなのか。細切れが得意な人と30分まるまる取れた方が得意な人といるので、自分のライフスタイルを見て、どういう作り方ができるかを見極める。

KYOKO:月曜日はこうしてる、日曜日はこうしてるって自分のスケジュールを書き出して、ここの10分で何をやるか、30分あるんだったらここまでできるよねって出していくといいと思います。

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05|集中力問題|「作業」にすると集中できない

J:集中力の問題もあるかなと思って。YouTubeをやるっていうビジネスを「作業」だと思ってしまうと、多分集中できないと思うんだよね。

J:能動的にやりたいと思ったものに関しては結構集中できる。短い時間でもすっごい仕事が進んでるって日があるのね。その時は能動的に仕事に向き合った2時間とか。でも作業でやった1日って全然進んでないのね。ただ肩だけ凝りましたみたいな。

J:短い時間で大きな仕事をこなせる人って、やってる最中に次やることももう控えてるんだよね。何やろうかなって迷う時間がない。これ終わったら次これやるって決まってるから、短い時間でもちゃんとタスクが完了するところまでいける。

J:だけど、なんとなくビジネスをやるぐらいのふわっとした感じだと、おそらく作業になるのね。パソコン開いて「うん、何しようかな」みたいな。何しようで大体30分終わるから。

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06|インプットとアウトプットは使う脳が違う

J:パソコンに向かっていざアウトプットする時っていうのは、しっかりパソコンに向かって集中するべきだと思うね。だけど、アイデアを自分の中から湧き出させたい時はリラックスが必要なのよ。脳がリラックスしてる状態じゃないと絶対アイデアなんて浮かばないんだよ。

J:デスクに向かってる時の脳は「進捗を進めよう」モード。でもリラックスしてたり、お風呂入ってたり、寝てたり、自然の中でボーッとしてる時に「そうだ、あれっていいんじゃない?」って出てきたりする。

KYOKO:リサーチって大事なんですけど、Jさんなんてジップロックにi Pad入れてお風呂でリサーチとかしてるんですよね。音声入力で台本書いたりもしてる。

KYOKO:私もちょっと待ってる時間、トイレに入った時、ちょっとした時間でパッとリサーチする、スマホでできることを。YouTubeって段階があるじゃないですか。リサーチ→台本→撮影→編集→サムネ→アップ。その作業のどこをパソコンの前でやるか、どこで何ができるかを分配していく。

J:パソコンに向かってる時は集中してアウトプット。アイデアが欲しい時は意図的にリラックスする時間を作る。使い分けも結構必要なのよ。

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07|一定期間だけ全振りする覚悟も必要

J:合宿の時にも言ったんだけど、最低1年くらいは、みんな時間がないんだけど、食事にしても睡眠にしても、人間関係にしても、本業にしても、一旦YouTubeというビジネスにかけると決めたなら、一定期間は覚悟を決めて、全てを調整してそこに合わせていくっていうことをすれば、時間はできるんじゃないかな。

KYOKO:本当にそう思います。作れると思いますよ。私も初期の頃は昼夜逆転してました。何かを犠牲にしないと結果は出ないから。

KYOKO:人によってインプットのスピードも違うので、時間がかかるなら時間をかけるしかない。孫子の兵法の弱者の戦略じゃないですけど、結果を2倍出したいなら2倍の時間をかける。やらないとやっぱりダメなんです。

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「無理のない範囲で」「空き時間だけで」と決めると、出る結果もその範囲に収まる。

08|データを深掘って改善できていない

KYOKO:次にデータの話。データを見てモチベーションが落ちて次が作れない人もいれば、データを正しく読み取れずに改善できていない人もいる。

KYOKO:最近、受講生のYouTubeアナリティクスをいろいろ見させてもらったんですけど、冒頭30秒の離脱率が異常なチャンネルが多いんですよね。めちゃくちゃ離脱されてる。離脱の話はまた別でしますけど、なんでこれだけ離脱されてるのか、じゃあリード文をどう変えなきゃいけないのかを考えないといけない。

J:結局効率化できてないんだよ、自分の行動がね。ボトルネックがわかってないってことだね。どの行動が何の結果につながっているのかがわからないから、全然結果と関係ない明後日の方向の行動をめっちゃ頑張ってる。

J:今必要ないって言ってるのに一生懸命AIの勉強してるとか。それやるぐらいだったらリード文磨いた方が今のあなたには確実に結果につながるよってことなんだけど、そうじゃない方向で頑張ってる。

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09|注力ポイントがズレていないか

KYOKO:みんな変なところに囚われてる気がするんですよ。離脱率が60%なら、6割の人が最初の30秒で抜けてるわけ。ということは最後に残ってるのはもっと少ない。100人入ってきて最後に残ってるのは20人か10人。

KYOKO:だけど力をかけてるのが最後の方だったり、「10〜15分がいい」と言われているから15分作ることを意識しすぎていて、本当はここに注力しなければいけないのに比重が違うんですよね。

KYOKO:私、8分の動画でもいいと思うんですよ。たった8分でもいい、でも最初の30秒を練った方がいい。動画が長くなるほど視聴維持率を保つのは難しい。

KYOKO:文章量を書くのが難しい人であれば、7〜8分でも伸びてる動画は伸びてますからね。最低でも7〜8分あればいいけど、データを見てリード文の離脱率がヤバいと思うなら、そこに注力の配分を寄せる。それも時間の配分なんです。

J:選択と集中だよね。

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10|「リストが取れない」問題も同じ構造

KYOKO:「リストが取れない」という相談もよくあるんですけど、「どこでリストに誘導していますか?」って聞くと、「最後です」と答える人が多いんです。

KYOKO:最後まで何人残ってるの?って話で、離脱率がガンと下がってるわけだから、最後はほとんど見てない。リストが入るわけがないんです。

KYOKO:再生数が伸びない、クリック率が悪い、維持率が改善されない、リストが取れない、みんな言うんですけど、それに対して「データを見ましたか?」って話。

KYOKO:リストが入ってこないんだなと思うんだったら、もう思い切って最初にドーンって言うとか。思い切った変化もあっていい。

J:実験してみなきゃダメだよね。

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視聴者がいない場所でCTAを言っても、誰もアクションしない。

11|ネタが決まらない=コンセプトがブレている

KYOKO:ネタ決めに時間がかかる方もいます。絶対に当たるネタを探すことに時間がかかってるとしたら、出してみなきゃわからないのが現実。

KYOKO:もっと根本を深掘ると、ジャンルやコンセプトの設計ができてないから、ネタが決まらない人もいます。地盤が緩んでるからネタが決まってこない。

J:どんなにベテランな人、YouTubeのプロとか、YouTubeの中の人みたいな、本当にYouTube Studioの中を管理してますみたいな人でさえ、「これやったら必ず当たる」なんてことは知らないと思うんだよね。

KYOKO:誰も知らないです。

J:出してみないとわからんってところが正直本当のところ。

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「必ず当たるネタ」を探している時間は、ほぼ全てムダ。

12|投稿頻度のために内容の薄い動画を量産する

KYOKO:3つ目。投稿頻度を守るために、内容の薄い動画を量産してしまうパターン。

KYOKO:本当にAIに適当に投げて、適当な台本を読んでる方が何人もいるのが見ていてわかるんです。本人も「そうやって作ってます」と言ってます。

KYOKO:確かに週1、週2で出したいと思うとそうなりがちなんですけど、本数を優先した結果、100回とか50回の再生でリストも入ってこない。ただ自分が大変でしたという結果でしか残らないわけです。

KYOKO:努力の矛先も考えた方がいい。1日24時間しかなくて、本当は遊びたいし、美味しいもの食べたいし、寝たい。YouTubeばっかりの人生もつまらない。

KYOKO:本当はYouTubeに自動的に回ってもらって、できた余白でいろんな体験・経験をして、それをまたYouTubeで伝えていく。それが一番いい循環なんです。

KYOKO:そのために動画を出さなきゃいけないんですけど、薄いとなると結局、週に8時間撮って50〜100回の再生だったら、その8時間マジで無駄なんで。意味のある作業時間にしなきゃ。

J:一番時間を食っちゃうのは迷ってる段階の人よ。その時間が長いんだよ、すっごく。答えが出ない戦いに入るから。

KYOKO:AIに聞いて慰めてもらうパターンもありますよね。AIって全肯定してくるから。

J:「素晴らしい考えです」とか言われて、気分は良くなるんだけどね。

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🥕 【実践】KYOKOとJの時間効率テクニック

万人が真似できる時間効率化のコツを、それぞれ1つずつ紹介します。

J流:鼻先にんじん 🥕

J:いつも言ってるんだけど、鼻先にんじんですよね。もう午後からサウナなんだ、これからカラオケするんだ、来週旅行だからっていう時には、もうここまで終わらせるっていうのが決まるわけだよ。

KYOKO:今日もJさん、朝からマッカランの新しいエディションを買ってきて、夜にそれを飲みたい一心でやってましたね。

J:そう。今日の夜はマッカランと思って頑張ってる。結局ゴールが定まってるから、ロードマップがはっきりする。だから集中できる。

J:人間って怠惰な生き物なんですよ。とにかく楽にだらけてしまう自分との闘い。自分というものを自分だと捉えないで、他人だと捉えてしつけていくっていう考え方が結構好きで。アメとムチで。アメ多めね。

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KYOKO流:テンプレート化とショートカット ⚡

KYOKO:私は型を作る・ショートカット・テンプレート化が好きです。辞書登録魔で、自分でも時々「何の登録だったっけ?」ってなるくらい作ってます。

KYOKO:カメラの置き場所にシールを貼ってあって、毎回同じ位置。「これを押せば始まる」が全部決まってる。

J:陸上競技で例えると、KYOKOは走り方のフォーム・靴の性能・手の振り方の角度を分析するタイプ。自分はとにかく筋肉をつけるタイプ。

J:電話番号すら登録しないから毎回「教えて」ってなる。登録するという行為が面倒くさくて、毎回力技。でも、毎回ダウンロードするとか毎回手打ちするとか、その積み重ねが時間を食うんだよね。

KYOKO:素材も文面も、運営していると溜まっていきます。辞書登録・ショートカット・素材フォルダの整理。これだけで1日あたりの作業時間がかなり変わります。

J:まず不要なものを捨てる。整理整頓ですね。


📝 今回のまとめ


🎬 今日すぐできる3つのアクション

1️⃣
YouTube Studioを開いて「平均視聴維持率」を確認する
2️⃣
今日の作業ゴールを1行で書き出す
3️⃣
鼻先にんじんを1つ設定する

📅 次回予告|シリーズ②「コンセプト・ジャンル・設計で止まっている問題」

🧭 次回のテーマ

次回は、「そもそも誰に何を届けたいのか」が定まっていないから伸びない問題を深掘ります。

ネタが決まらない・方向性がブレる・視聴者が定着しない——これら全ての原因は、実はここにあります。

シリーズ③は「視聴者の気持ちを本当にわかっているか問題」。ペルソナのズレが、台本・編集・サムネすべてをズラしていきます。

この3本シリーズは、これから伸ばしていきたい方全員に見ていただきたい内容になっています。テキストと音声、それにJさんのコラムを合わせてご覧ください。


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収録日:2026年4月17日 / 配信:YouTubeビジネスの学校ポータル