🎬YouTubeビジネスの学校ポータル

手っ取り早く稼ぐ方法、5年後も通用しますか?

🗓 2026-06-16

皆さん、こんにちは。
Jです。

YouTubeに取り組んでいて、なかなか数字が動かない時期ってありますよね。

撮って、編集して、投稿して。
でも再生数は伸びない、登録者も増えない。
そういう時期に、人はどうしても「もっと早く結果が出る方法はないのかな」と探し始めるんですよ。

その気持ち、すごくよくわかります。
わかるんですけど、今日はあえてそこに少しだけブレーキをかける話をさせてください。


「手っ取り早く稼げる」に手が伸びる理由

なぜ人は、近道を探してしまうのか。

これ、サボりたいからじゃないんですよね。
むしろ逆で、頑張っているのに結果が出ないから、なんです。

毎週ちゃんと投稿している。
時間も使っている。
なのに数字は動かない。
この「やっているのに変わらない」という状態が、一番きついんですよ。

人って、努力に対してすぐ見返りが欲しくなるものです。
当たり前です。
だから、いくらやっても反応のない作業を続けていると、だんだん辛抱が効かなくなってくる。

そこに「これなら早く稼げますよ」という話が流れてくると、つい手が伸びてしまう。

例えば、AIを使ってとりあえず動画を量産して数で稼ごうとか、中身はどうでもいいから手っ取り早く再生を集めようとか、ちょっと怪しいアフィリエイトで一気に、とか。

責める気はないんです。
きつい時期に、楽に見える道があったら、目が行くのは自然なことですから。

ただ、目が行くのは自然でも、そこに足を踏み入れる前に、一回だけ立ち止まってほしいんですよ。


5年後も通用しますか、と一度立ち止まる

立ち止まって、自分にこう聞いてみてください。

そのやり方で、5年、10年と稼ぎ続けることって、本当にできますか?

冷静に考えたら、答えは見えてくると思うんです。

AIで適当に作った、中身のない動画。
仮にそれで一時的に数字が出たとして、そのチャンネルを5年先まで応援してくれる人って、つくでしょうか。

つかないですよね。

人がチャンネルを好きになって、ずっと見続けてくれるのは、そこに「この人の話が聞きたい」という理由があるからです。
中身のない量産動画に、その理由は生まれません。

手っ取り早い方法って、たいてい「今だけ」しか通用しないんですよ。
プラットフォームの仕様が変わったり、同じことをやる人が増えたりした瞬間に、効かなくなる。
長くてもせいぜい1年くらいで、賞味期限が切れる。

その場しのぎにはなります。
でも、それは積み上がっていかないんです。
1年経っても、また同じようにゼロから次の近道を探すことになる。

これ、ずっと走り続けているのに、前に進んでいない状態なんですよね。


成果が出るまでの時間に、何が起きるか

ここで正直な話をしておきます。

YouTubeって、すぐには結果が出ません。

見ていて思うのは、早い段階で何かしらの手応えをつかめる人も、運よくいるにはいます。
でも体感として、8割くらいの人は、1年2年、場合によっては3年続けて、ようやく目に見えた変化が出てくるという世界なんですよ。

そして、その「成果が見えない長い時間」の間に、人生のほうはどんどん動いていきます。

旦那さんや奥さんに「それ、いつになったら結果出るの」と言われたり。
体調を崩したり、メンタルが落ち込んだり。
本業が急に忙しくなったり。

そういう変化が起きるたびに、「どうせYouTubeやっても結果出ないしな」という言葉が、すっと心に入ってくる。

そうやって、少しずつYouTubeから、ビジネスから、離れていってしまう人を、本当にたくさん見てきました。

ここで知っておいてほしいのは、こういう人たちは能力がなかったわけじゃない、ということです。
才能の問題でもないんです。

ただ、成果が見えない時間を越えられなかった。
それだけなんですよね。

逆に言えば、ここを越えられるかどうかが、結果が出る人と出ない人を分けている、とも言えます。
中には10年続けて、ようやく形になった人だっています。


続けられる人は、その時間を楽しんでいる

じゃあ、その長い時間を越えられる人は、何が違うのか。

辛抱強いから、根性があるから。
そう思うかもしれません。
でも、実はそこじゃないんですよ。

これは私たち自身も日々課題にしていることなんですけど、続けられるかどうかって、結局のところ、その活動を楽しめているかどうかなんです。

歯を食いしばって我慢している状態って、長くは続きません。
どこかで切れます。

そうじゃなくて、動画を作ること自体がちょっと面白いとか、今回はこういう見せ方を試してみようとか、数字が動かない時期でも研究みたいに楽しめている人。
こういう人は、気づいたら時間を越えているんですよね。

もう少し踏み込んで言うと、作業そのものだけじゃなくて、YouTubeをやっている自分のことを好きになれているか、という話でもあるんです。

KYOKOさんがよく話していますけど、自分はYouTubeを作っている時間が好きだし、YouTubeをやっている自分が好きだし、YouTubeのある生活そのものが好きなんだ、と。
私は、これがすごく強いなと思うんですよ。

数字が出ているから好き、ではないんです。
結果が出ていようがいまいが、それに取り組んでいる自分や、それがある毎日を好きでいられる。
ここまで来ると、もう成果が出るまでの時間が「耐える時間」じゃなくなるんですよね。
むしろ、その時間自体が日常の一部になっている。

同じ「成果が出ない1年」でも、我慢で過ごす1年と、その生活ごと楽しんで過ごす1年は、まったく別物です。

考え方としては、未来の自分の結果に対して投資しているんだ、というくらいの感覚がちょうどいいと思います。
今すぐの見返りを求めるんじゃなくて、研究しながら、楽しみながら積み上げていく。

そういう人だけが、人生が変わるくらいの結果にたどり着けるんだと、私は思っています。


別に、そこまで大きな結果はいらない、という方もいると思います。
それはそれで、まったく構いません。

ただ、その場合でも、手軽に稼げる方法に飛びつくのは、おすすめしないんですよ。

なぜなら、それで稼げるのは長くて1年くらいで、結局その場しのぎにしかならないから。
一過性のもののために時間とエネルギーを使うのは、もったいないですよね。

ビジネスに参入するというのは、そういうことなんです。
すぐに結果が出るものほど、長くは続かない。
腰を据えて取り組めるものほど、長く続いていく。

なかなか数字が動かなくて、近道を探したくなっている方は、その近道に足を踏み入れる前に、5年後も通用するやり方かどうか、一度だけ考えてみてください。

そして、どうせ続けるなら、その時間を少しでも楽しめる工夫を探してみてほしいんです。
そっちのほうが、ずっと遠くまで行けますから。

今日はこのあたりで。
また次回。